それだけで助かる程度の呪いなのだろうか?
だけど....本当にそんな単純なことで助かるかもしれない...
もしそうなら....自分がまるでピエロのようで、とても虚しく思えた。
あと少しで教室へ着くところで、右肩を誰かに掴まれた。
振り向いてみると、そこには息を切らしている青山と、数メートル先には加奈がドタバタしながら近付いてきた
「おい、勝手に行くなよ。付いていくの疲れるだろうが。」
「....青山はさっきの話信じるのか?俺達は出来ることを最大限発揮して答えを求めてきた。なのに、本当の答えは個人との戦いで、俺達みたいな部外者は何も手を貸せない...
お前は....どう思う?」
俺の問いに青山はすぐには答えなかった。だが、数秒後にはさっきまで肩を掴んでいた手を離して、ポンッと軽く叩いてきた。
「確かにお前は矢野が死んでからこの件に関わってきて、笹井も何とかして助けようとしているのは今までの行動から分かる。だからこそ、自分達の力で何とかしたいってことも分かる。
だが、重要な所は"助ける"じゃなくて"負の連鎖を断ち切る"ことだ。もし、さっきの話が本当なら、負の連鎖を断ち切るために、お前が出来ることは伝えてやるってことだろ?
まだ闇住人との面会もまだだ。



