恐怖の渦の中


インターネットは病院内の無料ネットワークを使って、パソコンを起動するとすぐに保存してあるURLを利用してサイトに入った。

例の闇サイトの住人にはサイト内の掲示板にあるメールツールを使って交信しようと試みていた。
様々な住人が掲示板に自由に書き込みをしており、都市伝説に興味を持つ俺は、メールボックスを見る前にその記事を見てしまいそうになるのも少なくない。

見たい気持ちを押し殺して、メールボックスを開いてみると、ポツっと一通のメールが画面に表示されていた。
そのメールは独特の雰囲気を出しており、開けてはならないパンドラの箱のようにも思えた。

恐る恐る俺はメールをクリックして中身を見てみた。


『話は理解できました。しかし、私はあなたを信用することは出来ません。
では、どうすれば信用できるか。質問させて下さい。
そちらの友人二人が私の記事同様亡くなり、あなたはその現場を目撃したらしいですね。潰れた脳は女の人にとってどんな意味だと思いますか?これは実際に見た人にしか分からないです。』


「え?これって...」


加奈が青光る画面に照らされながら、じっと一点を見つめていた。

加奈は何かに気付いき、それは俺も同じだった。