俺は加奈に教えてもらうためにリビングへ持ってきた自前のパソコンを操作し、問題の闇サイトの記事を見せた。
闇サイトなだけあって、セキュリティやら幾つものサイトを飛ばないと行けないので、多少時間がかかった。その上、闇サイトは膨大な心霊や呪いの欄があり、一つの記事を見つけ出すのに精一杯だった。
「見ろ。このサイトの情報だと死ぬ日にちが違うんだ。三日だったり七ヶ月だったり、途中自殺者も出ていたりしているらしいが、一週間、一ヶ月じゃなくて年内やそれ以降とバラバラだ。
それに、前に俺が見た都市伝説のテレビ番組の話、あれはこれが元らしいし、闇サイトの中でもこの話は五本指に入る程大きいらしいんだ。お陰でこの話に存在する女の人の信者みたいな連中もちょこちょこ見られてる。」
青山はチラリと加奈の方に視線をやると、加奈は素早く小刻みに頷いた。
「ほら「対象者は女の人による幻覚に苦しまされ、死に落ちる。死に方は頭にあり、脳を狙ったものだと思われる。(自殺者は対象外)」って。これは矢野と笹井の死に方と同じだ。お前の資料にも「脳だけが行方不明」って書いてあった!間違いない!これは黒だ!」
俺は興奮しながらも青山に訴えかけた。加奈が来なかったらこんな情報は得られなかった。これは神様が事件を解決しろと言っているのかとも思えた。



