人を見下し、弱みを握って逆らったら切り捨てる、青山という男のイメージが非情だったからこそ驚愕した。
「俺の情報網は役に立つ筈だ。まだ笹井が死んでから間もないからな、完璧な事件記録は載せれてないが、過去を遡れば同じような死に方をした人がいるはずだ。俺はそれを探し出すことが出来る。」
「ま、待てよ!なんでお前そこまでして解決したいんだ?こういうのは普通警察に任せっきりだろ?なんでお前自身が動くんだ?」
「じゃあお前が関わっている理由は警察じゃあ解決できないと思っているからか。....非現実的なもの...宇宙人とか幽霊系統のものか?」
ズバリと図星を当てられた俺は、黙り込んでしまった。それを見て青山は鼻で笑ってみせた。
「とにかくだ、大量の情報が欲しかったらお前の隠してることを言え。内容によっては警察に言うが、この感じだと信じてもらえない可能性が大きそうだな。
さぁどうなんだ?ここで答えを出してもらう。それに回答は一回だけだ。」
俺は青山に言うかどうかを悩んだ。だが結論に至るにそう時間はかからなかった。
俺が青山に今まであったこと、理沙の異変や千恵の発言、行動を一から全て説明した。説明している間は青山も真剣に聞いてくれていた。さっきもそうだが、青山からには"絶対に事件解決してみせる"といった執念のようなものを感じられた。



