捨て猫【短編】




デパートに着くと、一気に人で溢れかえる。




地下へ行くと、更に人の量が増えた気がする…。




「じゃぁ私、買い物してくるね。」



『遥斗はそこら辺でまってて』と言うと、着いてくと言って聞かない。




ほんとどうしちゃったんだろう…。




人混み嫌いな遥斗が来るなんて珍しい。




一通り買い物を済ませて、4階へ向えばレストランが沢山並んでいる。




「昼飯、食べて帰るか?」



その問いかけに、私はコクリと頷いた。




私達が入ったのはオシャレなレストラン。



私はオムライス、遥斗はハンバーグを頼んだ。




ペロリと平らげ、遥斗はお手洗いに。



『デザート食べてまってて』なんて言うから、チーズケーキを注文。




「美味しい…。」



遥斗が帰って来るまでに、パクパクとフォークを口へ運んだ。