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「…い、…ぉい、…あおい」
「んっ、?」
「…えろ」
「っ!?」
「茜?」
「茜だよ」
「…茜っ!」
いつも通りの茜につい抱きついた
「おっ、どーした」
「茜っ、あかねっ」
「…よしよし」
「うーーー」
よかった、体も昨日ほど熱ないし、むしろいつもと変わらん
熱も下がったみたいやな
つーか、
「起きた瞬間えろって…」
「だって声が」
「…昨日と同じこと言ってるし」
「…昨日?」
「は?」
え、まさか覚えてへんの?
「なんかした?俺」
ほんまになんも知らなそうな顔して聞いてくる茜
「〜〜〜!!!」
なんやろ、なんとも言えへん悔しさ
あんなドキドキしてたんあたしだけなんか
キスしたのに…
「……」
「え、葵ごめん」
「……」
茜なんか知らんし

