クール姫の秘密





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コンコン

「茜、」

「んー」


「お粥できた」

そう言うと、寝かせてた体を起こして、ばあっと明るくなる顔


「はい、あーん」

「っ、え」

「ん?はい、はよ口開けて」

「…あー」

「あーん」


パクっとスプーンをくわえる茜がほんまかわいい


「ご馳走様でした」

「お粗末さまでした」


あ、

「勝手に台所借りちゃってごめんね」

「んーん、ありがとう」

「いーえ、あ、薬飲んでな」

「…うん」


薬嫌いなんや…わかりやす




薬を飲み終わった茜のおでこをさわる


んー、まだ高いな


「寝とき」

「……」

「…どした」

じーっと見つめてきて…
なんかほしいとか?



「言わなくてごめん」

「……」

「心配、かけると思って」



うん、ほんまにな

「頼むから言って、心配ぐらいさせてや」

「っ、」

「あたしは茜の彼女やねんから」

「っうん、」


そのせいで散々な目にあったし

こんな想いもうしたくない