「…白城さんって長くてめんどくさいから呼び捨てでもいい?」
んー、確かに長いしめんどいな
「いーよん」
「…葵」
「っ!!?」
「え、どーしたの」
きょとんとする目の前のイケメン
「いやだって白城やって思うやろ!!」
「葵って呼びたい…だめ?」
そんな目で見られても
「うっ、…だめちゃう。」
てかだめってゆーかびっくりしただけやし…
「フッ、よかった」
イケメンスマイルはほんまあかん!!
「っ、…じゃああたしも呼びすてする」
「うん」
じーっとあたしの顔見てる…
え、これって言わなあかん感じ?
「あ、」
「あ?」
「〜〜〜、茜っ」
「…聞こえない」
「っはあ!?」
ぜったい聞こえてたやろ!!!
「もっかい言って」
「チッ、…茜」
「うん、」
「茜」
「うん?」
「…茜、さっきはありがと」
「っ、うん」
痴漢のお礼を言うと、何故か顔を赤くした茜
え、
「熱!?」
「…は?」
「顔赤いけど大丈夫?」
「っ!?」
うわもっと赤なった!!
「保健室いこ!!」
「いや、ちょ」
並んで座ってた茜の腕を、立ち上がって引っ張ると、
「うぉ、」
ぐいっと逆に引っ張られた
いや、Why?
うぉっとか可愛げねえ声でちまったよ
茜につっこんじまったよ、YO!
「ちょ、茜?」
「……」

