朝からなんだかんだ言って放課後になり、今は軽音部のライブが行われるという仮設ステージに来ていた。
ステージには間違いないが、あくまでも仮設だからか組み上げるのに時間がかかりそうだ。
「あれ?葉月ちゃーん」
「碧翔くん、こんにちは」
私に気づいて声をかけてくれた少年が朱莉の双子の兄である碧翔くんだ。
朱莉に似て綺麗な顔立ちをしていて、日本人の地毛にしては明るめの茶髪で、目もどちらかといえば茶色。
肌も白く、こういう人を色素が薄いっていうんだろうなぁと1人納得している。
「ライブ見に来てくれんの?」
「朱莉に誘われてさ。今はバンドのタオル取りに行ってるよ」
朱莉はブラコンで異常なほどに碧翔くんのバンドの応援をしている。
そして碧翔くんは…
「朱莉ありがとなー、さすが俺の妹かわいい愛してる」
…妹のブラコンに負けないくらいのシスコンだった
ブラコンの妹にシスコンの兄って家庭どうなっちゃうの。
てか2人双子やん?!
兄と妹って区別ですけど双子やん?!
…結城家、謎だ。
「あ、朱莉から聞いてるかもしれないけど俺たち今年度初ライブだから、よろしくね」
今日は新学期始まって2日後だ。
そんな慌ただしい時にライブができるって、すごい上手いんだろうなぁ。
「私も碧翔くんたちのライブ初めてだから期待してるね!」
こんなもんじゃ伝わらないかもしれないけれど、私は精一杯の応援を込めて言う。
そんな私に碧翔くんは満足したらしく、
「仮設ステージがそろそろ組みあがりそうだし、ライブはあと15分くらいで始まるよ。朱莉と一緒に最前列占拠してよね?」
と、人懐っこい笑顔を浮かべて去って行った。
…これがイケメンの威力か、恐るべし。
ステージには間違いないが、あくまでも仮設だからか組み上げるのに時間がかかりそうだ。
「あれ?葉月ちゃーん」
「碧翔くん、こんにちは」
私に気づいて声をかけてくれた少年が朱莉の双子の兄である碧翔くんだ。
朱莉に似て綺麗な顔立ちをしていて、日本人の地毛にしては明るめの茶髪で、目もどちらかといえば茶色。
肌も白く、こういう人を色素が薄いっていうんだろうなぁと1人納得している。
「ライブ見に来てくれんの?」
「朱莉に誘われてさ。今はバンドのタオル取りに行ってるよ」
朱莉はブラコンで異常なほどに碧翔くんのバンドの応援をしている。
そして碧翔くんは…
「朱莉ありがとなー、さすが俺の妹かわいい愛してる」
…妹のブラコンに負けないくらいのシスコンだった
ブラコンの妹にシスコンの兄って家庭どうなっちゃうの。
てか2人双子やん?!
兄と妹って区別ですけど双子やん?!
…結城家、謎だ。
「あ、朱莉から聞いてるかもしれないけど俺たち今年度初ライブだから、よろしくね」
今日は新学期始まって2日後だ。
そんな慌ただしい時にライブができるって、すごい上手いんだろうなぁ。
「私も碧翔くんたちのライブ初めてだから期待してるね!」
こんなもんじゃ伝わらないかもしれないけれど、私は精一杯の応援を込めて言う。
そんな私に碧翔くんは満足したらしく、
「仮設ステージがそろそろ組みあがりそうだし、ライブはあと15分くらいで始まるよ。朱莉と一緒に最前列占拠してよね?」
と、人懐っこい笑顔を浮かべて去って行った。
…これがイケメンの威力か、恐るべし。