「ということで、今をときめく大注目バンド、AZUREさんの 2nd single "Fire" は4月20日リリースです!」
登校途中、近くの電化製品店でやっと流れた情報を食い入るように見る女子高生が2人。
その1人が私、黒瀬葉月(クロセ ハヅキ)17歳である。
何をやってもとりあえず平均以上にできる私には、好きなものというものが17年間存在しなかった。
が、そんな中唯一好きになったもの
それがこの"AZURE"だ。
テレビ画面では、メンバー全員が「よろしくお願いします!」と頭を下げていた。
「よろしくされなくても買っちゃう」
「それな!あたしもう予約しちゃったもんねー。葉月は予約した?」
一緒に登校する親友の朱莉(アカリ)が画面を見ながら聞いてきた。
そりゃあもちろん、と返すと朱莉は
「そうこなくっちゃ」
といつもの笑顔でこっちを向く。
朱莉とは中学時代からの友達で、成績もほぼ一緒だったので高校も同じところに進学した。
数少ない友人の中で唯一音楽の趣味が合う貴重な人材でもある(笑)
「ところでさぁ葉月、あたし兄貴いるじゃん」
「あー、碧翔クン」
結城碧翔(ユウキ アオト)、朱莉の双子の兄だ。
兄貴とはいっても、双子だろ。
なぜそこまで兄貴としてヨイショすんの?
うーん、謎。
「それそれ。実は此処の軽音部でギターやってんだよね。で、ライブやるらしいから見に行かない?」
「まじで。行く」
ライブという言葉で反射的に答えてしまった、まぁ行くけど。
私、ライブという単語がこの世で1番好きかもしれない。
まだいったことないけどー。笑
てなわけで黒瀬葉月、17歳。
本日ライブデビューします!!!
登校途中、近くの電化製品店でやっと流れた情報を食い入るように見る女子高生が2人。
その1人が私、黒瀬葉月(クロセ ハヅキ)17歳である。
何をやってもとりあえず平均以上にできる私には、好きなものというものが17年間存在しなかった。
が、そんな中唯一好きになったもの
それがこの"AZURE"だ。
テレビ画面では、メンバー全員が「よろしくお願いします!」と頭を下げていた。
「よろしくされなくても買っちゃう」
「それな!あたしもう予約しちゃったもんねー。葉月は予約した?」
一緒に登校する親友の朱莉(アカリ)が画面を見ながら聞いてきた。
そりゃあもちろん、と返すと朱莉は
「そうこなくっちゃ」
といつもの笑顔でこっちを向く。
朱莉とは中学時代からの友達で、成績もほぼ一緒だったので高校も同じところに進学した。
数少ない友人の中で唯一音楽の趣味が合う貴重な人材でもある(笑)
「ところでさぁ葉月、あたし兄貴いるじゃん」
「あー、碧翔クン」
結城碧翔(ユウキ アオト)、朱莉の双子の兄だ。
兄貴とはいっても、双子だろ。
なぜそこまで兄貴としてヨイショすんの?
うーん、謎。
「それそれ。実は此処の軽音部でギターやってんだよね。で、ライブやるらしいから見に行かない?」
「まじで。行く」
ライブという言葉で反射的に答えてしまった、まぁ行くけど。
私、ライブという単語がこの世で1番好きかもしれない。
まだいったことないけどー。笑
てなわけで黒瀬葉月、17歳。
本日ライブデビューします!!!

