あの人に出会ってあの人が不幸になって自分は何て残酷な存在なんだろうと思った。 あの場に私が居なければ、彼は大事な人を失う事にならなかったのにっ………。 凄く悔やまれた。 あの時、彼は「ごめん、一人にさせて」と言って去って行った。 「うううっうう」 何で私は産まれてきたんだろう。 存在しているんだろう…。 消滅するなら私が消滅すればいいのに…。 「紗奈っ、やめろっ」 消えたい………ごめんね…忠史。 力が制御出来ないよ……。 「……変な空気を感じたと思えばお前だったか…」