正直、その笑顔が俺の胸にグッときた。 こんなに可愛いのに、彼女は本当に悪魔なんだろうか。 だが何度見ても彼女の背後には黒い羽が生えている。 確かに彼女は悪魔なのだ。 「うーん、、貴方は人間なのにこの黒い羽が見えるみたいね?」 困った様に微笑む彼女は黒い羽以外にも黒い服に身を包んでいた。 俺が今まで見てきた悪魔達も黒い服を着ていた。