桐生君は、アレだ!ヒーローだ!

「勇者みたい!」

似たような事を悠樹が言うから
やっぱり悠樹が好きって溢れる

昼休憩の後、オフィスに戻ると

「大人しく引き下がるとは、思えない
写真を撮られたということは
家を知られているんだ
宮崎 実家に帰れ、実家からでも通えるだろ?」

「ご心配おかけしてすみません
ですが、大切な家族に何かあっても困りますし、私のマンションは、セキュリティしっかりしてますから」

「そのマンションの前で待ち伏せされていたら?」

「防犯ブザーもってます!」

「何かあってからじゃ遅い!!」


先輩がイライラしている


オフィス内にピリピリムード


「先輩!あ、課長!
課長が送迎したら良いじゃないですか!」