― リロード中 ー

― リロード 完了 ー

'' 続けて遊ぶ? ''

俺「ちょっと休憩」

'' 御意☆
…良かったわね
美羽ちゃん の お蔭で
交換ノート童貞 卒業 出来て ''

俺「交換ノート童貞って何だよ
色んな事に頭の処理が追い付いて来ないんだが」

'' 平凡能天気童貞糞野郎は
コレだから困るわ ''

俺「うっせ」

'' 目が疲れて来たんじゃない?
ゲームの終わり方の説明しとくわね ''

俺「左下の電源ボタン押すんじゃねえの?」

'' ううん それはスタートボタン
終える時は両サイドに有る
ボタンを長押し で解除される
眼鏡 除ける動作と 一緒なの
掛けないから分からないかもしれないけど ''

俺「そうだな
何か今日 今この瞬間に 一気に
色んな事 詰め込まれた感で
ちょっと疲れたな」

'' お疲れ様
今日は もう終わりにする? ''

俺「コレ時間とかは出ねえの?」

'' 聞いてくれたら答えるわよ?
因みに今は お昼の 0時 過ぎ かしら ''

俺「お腹 減ったな」

'' ご飯にする? ''

俺「ンンンン 面倒 臭いなあ」

'' じゃあ この中から選んでみなさい ''

視界の中に選択肢が現れた

1、カップ麺
2、本日の洋食
3、本日の和食
4、その他

俺「何だ、コレ
またゲームかよ」

'' 大丈夫
このゲームは現実世界と
連携して居る って言ったでしょ?
お腹も ちゃんと張るのよ?
信じて? ''

俺「ふーん
じゃあカップ麺」

'' ズコー
栄養も おつむ も偏ってるわね ''

俺「早ければ何でも良い」

'' 3分 待ってね! ''

俺「そう成るだろ?
洋食とか言った日にゃ待ち時間
俺は お前と会話してなきゃ成らない気がした」

'' そんなに嫌なの?! ''

俺「いや御免
嫌じゃないけど少し疲れた」

'' そっか
ご飯 食べたら少し寝なさいな ''

俺「おう、そうする」

その優しさが有るなら今 俺を
ゲームから開放してくれ と思ったが
口には出さなかった


意外とあっと言う間の3分だった

'' お待たせ! ''

俺「え」

目の前に出されたカップ麺は
カップに入った
見た目的には
上等なラーメン ~割り箸を添えて~
ってな感じだった

俺「こんなカップ麺 有んの?」

'' 此処は現実世界の様なゲーム世界
ちゃんと する事は するし
しない事は しない
適当位が丁度 良いのよ
楽しいでしょ ''

俺「だな! 有難う!!」

俺は勢い良く
ラーメンに飛び付いた