「ということは、前の彼氏とはそんな事したことがない?」 詠美は顔をうずめたままコクンと頷いた。 ミンジュンはまるで戦いにでも勝ったかのように優越感に浸りながら、横たわる詠美を抱きかかえた。 「これから最高に気持ちのいい事をするぞ」 愛し合う二人は、二人だけの世界で二人だけの楽しみを満喫する。 これからの雲行きがどうなろうと、二人の愛に敵うものはないとそう思い込みながら…