「いざとなったらモコの毛があるわ!」
早く聖剣を手に入れたくて気が急く。
前回城出した時よりも軽装でモコを連れて城を出ようとしたら、後ろからラルフ宰相に声をかけられた。
「アン。どちらへ行かれるのですか?」
ビクッとして立ち止まる。
「……えーと、庭園の花を摘みに」
ゆっくりと後ろを振り返って、笑顔を作りながら答える。
いつもなら「バラの棘で怪我をしないでくださいね」
とか優しく私を注意して見送るラルフ宰相だが、今日は違った。
「では、私も参りましょう」
ええ~!なんでそうなるの!
宰相が侍女に付き添うなんて変だよ。
「いえ、ちょっと花を摘んだら戻りますから、大丈夫ですよ。ラルフ様は、外交とか国政とかたくさんお仕事があるではありませんか?侍女の私に付き合って頂くなんて……申し訳ないというか……」
早く聖剣を手に入れたくて気が急く。
前回城出した時よりも軽装でモコを連れて城を出ようとしたら、後ろからラルフ宰相に声をかけられた。
「アン。どちらへ行かれるのですか?」
ビクッとして立ち止まる。
「……えーと、庭園の花を摘みに」
ゆっくりと後ろを振り返って、笑顔を作りながら答える。
いつもなら「バラの棘で怪我をしないでくださいね」
とか優しく私を注意して見送るラルフ宰相だが、今日は違った。
「では、私も参りましょう」
ええ~!なんでそうなるの!
宰相が侍女に付き添うなんて変だよ。
「いえ、ちょっと花を摘んだら戻りますから、大丈夫ですよ。ラルフ様は、外交とか国政とかたくさんお仕事があるではありませんか?侍女の私に付き合って頂くなんて……申し訳ないというか……」



