柚流、とは親子揃って組の医者を受け持っている奴の事だ。所謂、闇医者というものだ。 僕達と結構仲は良い。医者の腕もピカイチ。だが、性格に難ありな奴だ。 碧は柚流を呼んでみぃを診てもらった。 みぃを見た柚流は愉しそうな顔を一瞬したような気がした、が気のせいかな。 今、自室に寝かせているみぃには死なせない為のチューブが腕に刺さっていた。 蒼白い顔で死んだように眠っているみぃ。