カチャカチャ...ガチャン

鎖と首輪が外れて体が軽くなったのがわかる。

「来るのが遅くなってごめんね。」

依が悲痛な声で謝ってくる。

『ううん、助けて、くれて、あ''っ、りがど...来て、くれるって...信じで、だっ....』

ひどいだなんて思ってない。私はあお達が助けに来ることを信じてた。

だから、

『あや、まんないで、より。』

謝ってほしくない。