そう言った満様は私を押し倒す。

バサッ
ジャラジャラ

これから、されることなんて分かってる。
何度も何度も受けてきたコウイ。
忘れたことなんてない。


あの時と同じようにただ無になればいいだけ。


手が私の体を這うように動く。
すると、

ビリッッ


ワンピースを邪魔に思ったのか破り捨てる満様。
素肌に冷たい空気が触れる。