「....飲まないと、今後酒禁止。」 と、奏が恐ろしいことを呟いたので即座にコップを受け取って飲み干す私。 そして、私を横抱きにさせる。 背中をリズムよくポンポン、と叩かれるうちにまた眠りに入ってしまった。 「....寝たか?」 「あぁ。ほんとに家以外で酒飲むの禁止だな。」 「...あぁ。そうだな。」 優しい顔で私を見ながら奏とあおが会話してたなんてもう私には届かない。