と、過去を振り返っていると良い匂いがしてきた。

ご飯だ!
この頃、ちゃんとした量を食べれるようになってきた私は雫に誉められた。

席について、皆でいただきますをする。

「尊、今日は午後から俺達いない。」

モグモク、と食べているとあおからそんなことを言われた。

「だから、いい子でお留守番な。」

頭を撫でられながら言われ、私も頷く。





「誰かが来ても絶対に応えてはいけませんよ。」

「玄関の扉開けちゃダメだからね!」

「鍵開けんなよ。」

「椿さんでもダメだよぉ?」

「全部無視。」

「...待ってろ。」