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その頃蘭たちでは、




「え、まてまてまてまて」

「なんだよ落ち着け」

「すぅ、はぁ…………」

「早く言えよっ!!」

「あ、めんご☆
じゃなくて、蘭が…」


「「チラッ)っ、!!!?」」


「うぅ…」


「え、蘭?え?」

「まって、やばい鼻血でそう」

「なになに、さっき輪島のセリフ聞こえちゃったの?」

「輪島のセリフってなに、聞いてなかった」

「山田らへんが、蘭可愛いって言ったら『蘭は俺のだから』って言って、」

「わぉ、」

「んで、リア充爆発しろって言われて、『一生爆発しないんで』だと」

「きゃー!」

「蘭顔真っ赤、まじ鼻血」

「蘭照れてんのかー!!」

「可愛すぎてやばい鼻血」

「お前さっきからそれしか言ってねえな」

「だってまじ鼻血」

「うぇっ!?鼻血!誰かティッシュ!!」

「はいっ!!」

「あー、ありがとさんくす」

「あ、貸す気一瞬で失せたわ今」

「すみませんありがとうございます」

「よろしい。」

「つーか山田らむなすぎてワロタ」

「まじそれなっ!!」

「…うちらもだけどな」

「なんだよリア充蘭だけかよ」

「うちらむなっ!!」

「それ言っちゃ終わりだあああああ!!!」












と、どちらも仲がよろしい、カメムシ騒動のあったある日の昼休みであった





───────────── END ────