___サラッ。 四ノ宮の髪の毛に触れる。 サラサラで艷やかだ。 「お前は…………大切な人を忘れきったか……?」 忘れきれないといったような四ノ宮を押し切り、付き合った。 俺のことを好きにならせると宣言したが、正直あのあとデートも何もしていない。 あ、パーティーのときは驚いたなぁ(笑) そんでとても綺麗でさ………………可愛かった。 俺は記憶がなかったやつも大事なんだろうが、今は四ノ宮の方が……………大切なのかもしれねぇな。