資料を並べて、手帳を開くけれど、向かいからの視線はさっきから何も変わらなくて。
そのキラキラに負けないよう、私は視線を上げずに話を進めていく。
「先日、当社にご連絡を頂いたそうで。ミズイさんのご希望に添う形で、今後は私が担当を務めさせて頂くことになりました。よろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします。ワガママをきいてもらってすいません」
「いえ。私に拒否権はありませんから」
「ーーーあれ?湊、怒ってる?」
やっと気付いたのか!と怒りのボルテージが上がって、視線を上げて睨みつける。
「当然、怒ってます。仕事にプライベート持ち込まれた事も怒ってるし、市来さんを担当から外した事も怒ってます。市来さんは凄く優秀な先輩なのに!」
そのキラキラに負けないよう、私は視線を上げずに話を進めていく。
「先日、当社にご連絡を頂いたそうで。ミズイさんのご希望に添う形で、今後は私が担当を務めさせて頂くことになりました。よろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします。ワガママをきいてもらってすいません」
「いえ。私に拒否権はありませんから」
「ーーーあれ?湊、怒ってる?」
やっと気付いたのか!と怒りのボルテージが上がって、視線を上げて睨みつける。
「当然、怒ってます。仕事にプライベート持ち込まれた事も怒ってるし、市来さんを担当から外した事も怒ってます。市来さんは凄く優秀な先輩なのに!」

