そもそも話したことすら 出来てないのだけど… もう!こういう時は勢いだ! 私は席を立ち、自分の荷物を持って 彼の席へ向かっていく。 そして、彼の隣に座った。 彼は特に気にも留めずに本を読んでいる。 キレイな横顔に見惚れてしまう。 あ、やば 見すぎてたかな…? そう思って彼を覗き見るが やはり気にする様子もなく本を見ていた。