そう言い切ると、蜂は私が大好きなあの笑顔を向けてくれた。 夢みたいだった。これは現実なのか。 星と蜂が居て、私に笑顔を向けてくれる。 嬉しさで苦しくて仕方がなかった。 私は我慢するのをやめて、 子供のようにわんわん泣いた。 嬉し泣きなんていつぶりだろう。 蜂と星と担任は、そんな私を囲んで 泣き止むまで待っていてくれた。