大切なキミへ。

✱✱✱






「ーーー…こちらはいかがでしょう?」

「うん、素敵…」




たくさんのドレスを着せてもらっても、乗り気じゃない私は何も反応ができない。







「叶愛様。大丈夫です。私がさらに美しくしてみせます。相手の方を惚れさせてみせましょう!」





うん!と意気込んでいる茅野さん。





「ありがとうございます。」




茅野さんの笑顔に助けられた私は、やるしかない!と意気込む。