大切なキミへ。

✱✱✱






「こっちだね。」

「頼りになるのね。」





いつの間にか隣にいるのが姫咲ではなく、遥になっている。


そんな姫咲は、那須くんと肩を並べて歩いている。






「仲良いですね。」

「そうだね。」

「カップルみたいですね…」

「……」

「…っ。あ、すみません…」

「あ、いやそうじゃなくて。敬語、いらない。」






そういう私に少し困りながら…




「分かった。」



そう答えてくれた遥。