大切なキミへ。

✱✱✱







「お嬢様。こちらに西園寺様がいらしています。」




どうぞ。と扉を開ける佐崎に軽く礼をして応接室へと入る。








「西園寺様。お待たせいたしました。」






佐崎の声でこちらを振り返る、スラッとした身長の高いイケメン。






「西園寺様。こちらが相園叶愛様です。」


「初めまして、お嬢様。
本日より仕えさせていただきます、西園寺遥(サイオンジ.ヨウ)と申します。」







胸に手を当て、私に深々と頭を下げるその人は…

どこかで見たことがあるような…どこか懐かしさを感じた。