大切なキミへ。

「あ、佐崎。」

「はい、何でございましょう?」

「パパとママ、どこにいる?」

「いつものお部屋にいらっしゃいます。」






そう。と告げ、向かうはパパとママのところ。


私の手に握りしめられている2人へのプレゼント。





「喜んで…もらえるかな。」



少し不安になりながら、2人がいる部屋へと急ぐ。