大切なキミへ。

✱✱✱





「今日は、ありがとう。」

「いいのよ、そんなの。」

「実はね、これ…」

「なぁに?」







私が手渡した包装されたものを見て、不思議そうな顔をする姫咲。







「…っ。」

「それ、姫咲に。」

「私にも…?」


「たくさん迷惑かけちゃったし…
それに。きっとこれからもたくさん、迷惑かけちゃうと思うから。」








あはは^^;とおどけてみせる。