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それから数時間後。


昼休みになってからリナは教室に現れた。


すぐに声をかけようと席を立ったが、その顔色の悪さに近づくことをためらってしまった。


青ざめたリナは誰とも挨拶をせず、真っ直ぐに自分の席へ向かう。


その異様な雰囲気にクラスメートたちも気が付いているようで、誰もリナに声をかけようとはしなかった。


リナが自分の席に座った時、クラスメートの江崎円（ｴｻﾞｷ　ﾏﾄﾞｶ）がリナに近づいた。


このクラス内ではリナと一番仲がいい子だ。