「着いたぞ。」
「ここが……REDMOON本拠地。」
やっぱりこの街を管理するグループの本拠地はでかい
しかも汚れているのかと思ったけど意外に綺麗だった
「おい。」
大輝に呼ばれて隣に並ぶ
「「ちわっす!!」」
「「こんちわっ!大輝さん!」」
「あぁ。」
中に入ると凄い数の人がいて、大輝を見るや否や一斉に挨拶をしてきた
その大輝を見る瞳は輝いていて
自分たちのトップを尊敬しているのが一目見て分かった
「大輝さん、そちらの方は……?」
「俺らのクラス委員長。」
もう少しマシな紹介の仕方ないの?
「じゃあもしかして……〈漆黒の魔女〉!?」
漆黒の魔女……?
誰それ
「あ?お前そうやって呼ばれてんのか?」
「知らない……。」
逆に初めて聞いたくらいだ
しかもどんなネーミングセンス?
「え、知らないんですか!?
結構……ていうか、あそこに通ってる奴ならほぼ知ってますよ!!」
〈漆黒の髪を靡かせ颯爽と歩く姿
絶対に寄せ付けないオーラを放つ姿はまるで魔女〉
彼から聞いた私の印象は、もう聞くに耐えないほどだった
「クククッ、漆黒の魔女……。」
「そこ、笑い過ぎなんだけど。」
大輝はあとで1発殴らせてもらおう
「漆黒の魔女、ねぇ。」
「クロちゃんってそんな凄かったんだ〜?」
「中二病やないかい。」
「……。」
未だに笑いを堪えている大輝の横には、いつの間にか幹部が揃っていた
「ククククッ……!!」
何かがブチッと切れる音がした
「いつまで笑ってんだあぁぁぁぁあ!!!!」
ゴンッ!!!!


