ぶらほわバタフライ



お嬢さんの半分?





『まぁ今はそんなことどうでもいいとして。
なぁ航。
俺を呼んだっていうことは、暴れていいんだよなぁ?』



「やりすぎんじゃねぇぞ。」



『ははっ、りょーかい。
あとよ……藍羅大輝。
そんな殺気丸出しで睨んでっと……殺すぞ?』





大輝と殺が睨み合う





「てめぇのことをクロは知ってんのか。」



『クロは……俺のことは知らない。
俺たちは2人で1人だが、それはただの俺の一方通行だ。
クロがお前らのことを大切に思うなら、俺はそれに従うまで。
お前が俺を敵だと思うなら、それでも構わねえよ。』





殺は、お嬢さんのことを喋る時だけ……とても悲しそうにする



俺たちが何も知らないだけで、お嬢さんと殺は全てを共有してきたんだろう





「……いい。
俺たちもお前を信じることにする。」



『ははっ、さすがクロの王子様だな。
俺のことは気軽に殺とでも呼んでくれ。』



「お前、この前の時と随分態度が違うじゃねえか!!」



『航がわーわー喚くからだろうがよ。
それに、クロを預かってもらってるからな。』





頭が混乱してるけど、とりあえず殺も慧を助けることに協力してくれるとして



見ろ、あそこにいる2人



凜と紫苑、まだ状況理解出来てない



まぁ……別にいいか





『それで?助けに行くんだろ?』



「あぁ、覚悟はとっくに出来ている。」



「慧にはまだREDMOONにいてもらわなくちゃならないからね。」



「慧がいないとつまんないしね〜。」



「……仕方ないから、助ける。」





さぁ、いこう










『じゃあ、派手に暴れるとするか!!』











REDMOONの象徴である月が俺たちを照らす今日、救出作戦は開始された