「さぁ、本番はここからだね。」
最後の準備を終えた翔は少し疲れてるみたい
大輝が「めんどくせえ。」って言って幹部室に閉じこもったから、代わりに翔が指揮するハメになったからだ
「翔、大丈夫?」
「大丈夫だよ。
こんなところで疲れてたら、この後生きていられないからね。」
苦笑いしながらもどこかぎこちない
緊張、してるのかな……?
「そろそろだ。」
気づいたら大輝が横に立っていて
みんないつものバカ騒ぎは一切なく、真剣な表情だった
みんながこんなになるって……一体どんな先代たちがくるんだろう……
「うっわ、倉庫とか懐かしいなぁ。」
「紫苑はどこだーー!!!
玲央(レオ)兄ちゃんが会いに来てやったぞーー!!!」
「頼みますから静かにしてくださいよ。」
「相変わらずだな。」
入ってきたのは4人の男の人たち
「あの人たちはね〜、僕たちの1個上の代なんだよ〜。」
「じゃあ、みんなに近いんだね?」
「まぁ僕たちの指導係だったしね〜。
だからなんというか厄介なんだよ〜。
ほら、もう紫苑は餌食になってるでしょ〜?」
凜の指さす方を見ると、玲央さんが隠れてた紫苑を引きずり出そうとしていて
「紫苑ーー!!!
会いたかったぞーー!!!」
「……本当に、うるさい。」
「んな事言って嬉しいくせにーー!!!」
「……ぜんっぜん嬉しくないから。」
すごい、コントみたい
あんな紫苑なかなか見れないから写真撮っておこう
2人の写真はあとで現像して玲央さんにあげようかな
「お前……いつの間に持ってきた?」
「ふふっ、いつも持ってる。」
じゃなきゃみんなのことたくさん撮れないでしょ


