ぶらほわバタフライ



それに……





「私には、みんながいる。
大輝が守ってくれる。……そうでしょう?」





大輝は私の涙を指で拭いながら、やっぱり苦しそうに微笑んだ





「そうだな。
1人じゃない。お前も……俺も。」





私は、大輝にそんな顔をさせないようにどうすればいいんだろう……





「大輝が色んなものを背負ってること、みんなちゃんと知ってるよ。
だからその分、みんなあなたの力になりたいの。
もちろん私も。
大輝を信じてついてきてくれるみんなは、大輝が頼れないほど弱かった?」





大輝は1人で頑張りすぎなんだよ……



だから、今は少しでもいい



誰かに頼ることは悪いことじゃないんだって
そう思ってもらえたら、それでいい





「仲間は俺が守らなきゃいけないと勝手に思っていた。
だが、……そんなことなかったんだな。
それに、俺のもとにいるバカ共は暴れることが好きな奴らだからな。」





確かに、騒がしいこと大好きだ



それにきっと、大輝のためなら笑顔で暴れまわってくれそう



私はそっと耳についてる証に手を伸ばす



これは大輝が私にくれたもの



なら私は大輝に何を与えてあげられるのか









「ねぇ大輝、約束しよう?」









大輝がもう苦しまないように



それが叶うのなら……











「もう二度と大輝を一人ぼっちにしないから。
みんなに迷惑かけられないと思うなら、せめて私に頼って。
私は、いつでもあなたの隣にいるんだから。」










私は誰にもバレない嘘をついてみせる



私の心だけに閉じ込めて蓋をしてみせる



……私はきっと、いつかここからいなくなる



永遠なんてないように



ずっと一緒なんて叶うはずがないことを、私は知っているから