ぶらほわバタフライ




「で、私はどうすればいいの?」





私はまだ鎖に繋がれたまま





「ごめんね〜……。」





凜が外してくれてやっと解放された





「クロちゃん、ありがとね。」



「俺からも礼を言わなきゃだなァ。
まァ……ありがとな。」



「別に何もしてないからいいよ。」





2人も元に戻れたことだし、良かったと思う





「さて、これからどうすンのかなァ。」



「あぁ。さっき奏がREDMOONが私たちを探してるって言ってた。
ねぇ、奏……ってあれ……?」





奏の姿はいつしか消えていた



さっきまでいたのに



そういえば……奏があの時首を横に振って私を止めたのは、こうなることを分かっていたから?





「ねぇ、奏は?」



「奏って……誰?」



「さっきまでそこにいた私の見張り役だった人。」



「そういやァ……知らねェヤツだったなァ。」





奏って風間の仲間じゃなかったの……?



じゃあ、なんで……










「クロ!!凜!!」




みんなの声が聞こえたと思って振り向いたところで……私の視界は真っ暗になった



ギュッと回された逞しい腕に、いつも隣にいる人の香り



あぁ、抱きしめられてると感じたと同時に……その人の身体は少し震えていて……












「……大、輝……?」



「……心配しただろうが……ッ!!
探しても見つからねぇし、クロに何かあったら俺は……ッ。」





本当に私はバカだ



こんなに私のために一生懸命になってくれる人たちがいるのに



それを信じるどころか疑ってしまった





「……ごめん、なさい……。」





心配かけて



みんなを疑ってしまって