ぶらほわバタフライ



「フフッ、気のせいじゃない?
じゃあさっきの電話は、紫苑の管轄してるとこだから紫苑が連れていかれたってことね。」



「そやね。あとは……証、か……?」





証……聞いたことがある



長が認めた者にだけ与えられる証



その証は長それぞれに違っていて、確かREDMOONは身体のどこかに三日月が現れるとか。





「僕たちにももちろんあるよ〜。」





凜は左腕に、慧は右鎖骨付近に



赤く燃え上がるような三日月の証は、まさにREDMOON





「それはどうやって浮き出てくるの?」



「試験を受けなあかんのや。
ていっても、俺たちは大輝と握手するだけ。
あとは大輝の中にある血が選ぶ。
俺たちが受け入れられる器かどうか。」





そうして作られたのがREDMOON



長に選ばれし、精鋭たち





「てか、もうこんな時間やないか。
そろそろ帰らへんとな。」





時計を見るともう夕方の時間だった



結構な時間いたもんだ……





「うん!帰ろ〜!!」



「クロは俺と凜どっちのバイクに乗るんや?」



「え、クロちゃんは僕のに乗るんだよ〜!!ね〜!!」





約束した覚えはないけど……





「じゃあお願いしようかな。」



「やった〜!!」



「チッ、今度は俺のにするんやで?」



「うん、楽しみにしてるね。」





いつも可愛らしい凜も、こうしてバイクを運転しているのを見ると男の子なんだなって実感する





「じゃあ、出発〜!!!」





凜にしては凄い大きな音を出すバイク



でも、凜のバイクの風も心地良かった