ぶらほわバタフライ



「……凄いね、ここ。」





凜と慧と一緒に来た空き教室は、教室じゃなくもう部屋化していた





「ここはREDMOONの第二の溜まり場なんだよ〜。
冬に屋上は流石に寒いからね〜。」



「とりあえず座ろか。」





そう言って置かれているソファーに座る





「どっから話すべきやろな……。
まず役職についてやな。」





慧は教卓に立ち、なぜか先生っぽくキメ始めた



慧の字意外と綺麗だなぁ





「役職っちゅーても、大輝は長やから変わりはあらへん。
次が副長の翔、そんで俺らが幹部。
そこまでは理解してんのやろ?」



「えぇ。」





そこは自己紹介でも言われた





「そんで、俺ら幹部には育成するっちゅー仕事がある。」



「育成?」



「僕たち幹部の下にはそれぞれ族がいるんだよ〜。
僕たちはその育成と管理を任されていて、REDMOONの属領はそうして治安を守ってるって感じかな〜。」



「俺は爆月(バクゲツ)、
凜は嵐月(ランゲツ)、
紫苑は隠月(インゲツ)を任されとる。」





ということは、REDMOONの倉庫にも結構な人数いたけど……あの人数に加えまだまだいるということか



予想以上に多いんだな



というか、あの3人が仕事を任されているっていう事実に一番驚きだよ





「今クロちゃんが思ってることが手に取るように分かっちゃうのは僕だけかな〜……。」