「わ、私たちはREDMOONをずっと見てきたの!!
REDMOONの伝統をアンタなんかに傷つけられたくない!!
今までみんなのものだったのに急にアンタがでしゃばってくるから……っ!!!」
何言ってんのこの女
フツフツと湧き上がるものを感じる
これもREDMOONに入ったからかな、と呑気に考えながら
「誰が誰の"もの"ですって……?
大輝たちは!!REDMOONは!!
あんたたちみたいなクズの見世物じゃないんだよ!!
そうやって束縛すんのは自分のブッサイクな彼氏だけにしな!!」
あんたらみたいなのがいるから……人を信じれなくなるやつが出てくんのよ
「な、なんなの!?
この女むかつくっ!!!」
私に向かって手を振りあげる女
その手を掴む
「女が手を出したところで、所詮たかが知れてるんだよ。」
女の手首をギリギリと絞める
「まだやる?」
「……チッ、いくよ!!」
そう言って先輩方は逃げていった
「本当にろくでもない……ハッ……、」
グルグルと目眩がする
ちょっと……やり過ぎた……かも……
視界が横向きになっていった
地面が近いと思ったところで、あぁ……倒れてるんだと頭の隅で思った
どんどん落ちていく瞼に抗えず、私の意識はそこで落ちた


