ぶらほわバタフライ




カーテンから覗く光に目を開けると、もう朝になっていた



倉庫には昨日の歓迎会のまま、みんなそこらじゅうで雑魚寝をしていた



学校に行かないっていう選択肢もあったけど、一応委員長だから行こうと決意し、あらかた歓迎会の片付けをした





「……あ、アレ取りいくの忘れた……。」





学校に着いた時、いつも持っているものが切れていたことを思い出した



困った、また怒られるなぁ……



ガミガミ言っていう姿を思い浮かべながら苦笑いする





「でも……っ、ちょっと……やばい、かな……ッ。」




ないと分かると急激に進行する体調



しかも今回はいつもより激しい……



下駄箱に手をつく



落ち着け……落ち着け……



大丈夫……大丈夫だから……



少しばかり収まったことに安堵する





「……1人で良かった……。」





まだみんなに気づかれるわけにはいかない



まだその時じゃない









「ねぇ。」





振り向くと3年の先輩が3人いた





「……何でしょうか。」





よりによってこんな時に……





「ちょっと来なさい。」





逆らう気力も今の私にはないため、大人しくついて行く



場所は体育館の裏





「アンタがREDMOONにくっついているっていう女ね。」





くっついてるって人聞き悪いな



というか、そんな敵意丸出しで見られても困る





「さっさとREDMOONから離れなさい。
あそこはアンタみたいのがいていい場所じゃないのよ。」



「それは誰が決めたんですか?
というか、逆にあなた方はREDMOONとどういうご関係で?
そこまで言うならまさか他人とは言わないですよね?」