「これからクロと修司(シュウジ)の歓迎会を始める。」
「「「カンパーイ!!!!」」」
お菓子や料理、ジュース……そしてお酒までもが大量に用意された歓迎会
「お酒って未成年でしょうが……。」
「本当凄いですよね、ココは。」
修司くんは私とほぼ同時に入った新人さん
柔らかい表情が印象的な男の子だった
「敬語じゃなくていいよ。
私と同い年でしょう?」
「分かったよ。じゃあ俺も同じで。」
「修司はどうしてREDMOONを選んだの?」
「確かにREDMOONもBlue skyも凄いと思う。
それはお互いにしかないものがあるからだ。
だけど俺は……REDMOONに救ってもらったから。」
修司は微笑んだ
「俺さ、すごく荒れてたんだよ。
あの時はもうどうでもいいやって感じだった。
でも……大輝さんは言ってくれた。
"お前が荒れてる理由も俺には分からねぇし興味もねぇ。だが、1人じゃ虚しいだろ?
一緒に暴れてくれる仲間、欲しくねぇか?
……来るか、俺の所に。
REDMOONに。"って。」
REDMOONは修司が縋り付くには充分だったんだ
「俺は"仲間"にとてつもないほど惹かれた。」
不覚にも男に惚れちまったよ。とはにかむ修司
私には修司のこれからなんて分からないけれど、仲間に出会えて良かったと思う
「修司が今こんなにも嬉しそうに笑ってるってことは、REDMOONに入って正解だったっていうことじゃない?」
1人じゃ落ちていくだけだ
仲間がいれば変わっていく
その存在を作った大輝とその存在を知った修司
そういう風に、代々REDMOONは作られていったんだって思うと自然と頬が緩んだ
それは修司も同じようで
「……そうだな。」


