「ねぇ〜!!
せっかくクロちゃんがカメラ持ってきたことだし、歓迎会しようよ!!」
さっきまで鬼ごっこをしてヘトヘトになっていた凜が急に歓迎会をしようと言い出した
「今からってどう考えても大変やろが。」
いつの間にか起きていた慧も話に加わってきた
「でも、まだクロちゃんの歓迎会してないよ〜?」
「確かにお嬢さんが来てから結構慌ただしかったからね。どうする?大輝。」
「いいんじゃねぇか。」
大輝の許可もおり、凜と慧はすぐさま部屋を飛び出していた
「全くあの2人は精神年齢が低いね。」
「ねぇ……今からやるの?」
2人のはしゃぎようを見る限り、そんな気がしてならなかったのだけど
「あの調子だと今日の夜には間に合うんじゃないかな?」
そんな微笑みながら言われても……
「「よっしゃあぁぁぁあ!!!!!!」」
下からの雄叫びに、部屋全体が震えた気がした
「なに、このうるさいの。」
「久しぶりの歓迎会だからね。
みんな楽しみなんだよ。」
それにしても飢えすぎなんじゃないかしら
でも……ちょっと嬉しい
シャッターチャンスも沢山ありそうだな
「お嬢さん、嬉しそうだね。」
「ふふっ、そうね。」
今までそんなことしてもらったことないから
少しむず痒い気もするけれど、どこか心地良い
「クロちゃんも一緒に準備しようよ〜!!」
「……私が手伝ってもいいのかしら、それ。」
呆れながらも立ち上がる自分がいることに笑ってしまう
こういうのも悪くない


