そうだ
俺が涼の友達としてすべきことは……
俺が昴の兄としてすべきことは……
とっくに決まっているのに
何を迷うことがある
俺1人の裏切りで、俺1人が身を差し出すことで全てが終わるなら
俺が好きだったこの時間を守れるのなら
いつも通り冷静に判断しろ
俺がすべき最適解を出せばいい
「……分かりました。
俺はあなた方の犬になりましょう。
ただし、涼と昴には手を出さないと誓ってもらいます。」
「そうくると思ったぜ。
まぁいいさ。
本来の目的はお前だったからなー。」
俺……?
「このBlue skyの中で一番脅威だったのは長じゃ幹部共じゃなく……お前だった。
入ってきた時から冷静に物事を判断するお前は何を考えてるか分からなかった。
だからこそ、俺たちはお前をどうにかしなければならないと考えた。」
「んで、利用することを思いついたってわけ。」
もし……もしそれが真実だとしたら
俺が……みんなを巻き込んだ……?
俺がBlue skyに入ったせいで
俺がここを好きになってしまったせいで
「……ぁ……俺が……っ、」
「涼と昴の安全は保証してやるよ。
じゃ、一つ目の仕事だ。」
「この乱闘の首謀者になってもらうぜー。」
これを俺がやったことに……
「なんでそんなこと……。」
「もうすぐここに昴が来るからな。」
「お前は涼と昴に対しての感情が激しいからな。
まずは忠誠の証に、断ち切ってもらう。」
俺が……涼と昴との関係を断ち切る……
「……分かりました。」
それで2人が救われるなら


