だが、先輩2人が来たからもう安心のはずなのに、俺の中にはさっきの違和感がこびりついて離れなかった
「サプライズだよ。
んで、お前らにまだサプライズがあるんだぜー?」
そう言って先輩が言った時、突然その先輩の後ろにすごい数の人数が出てきた
その中には知っている顔も多くいて、それはBlue skyの下っ端たちだった
そうして、もう1人の先輩が言った
「今日から俺たちは新しいチームを作る。」
新しい……チーム?
「……なんすか、それ。
だって、先輩たちは……っ。」
「Blue skyの幹部……元な。」
「それってBlue skyを抜けるってことですか?」
「さすが翔だな。話が分かるやつだ。」
その先輩2人は下っ端たちに好かれていて、そして……俺たち3人を面倒見てくれた先輩たちだった
なのに……っ
「どうしてなんすか……?」
掠れた声で震えている涼の声
涼はあの人たちのことを誇りに思って、憧れていた
いつも自慢していた
だからこそ、信じることが出来なくて……
涼の瞳は、もう何も写していなかった
「どうして?
んなもん方向性の違いってやつだよ。」
「そして、あいつらは俺たちの考えに賛成してくれたってわけー。」
既にこの状況に頭がついていかなかったが、自分がしっかりしなければならないことだけは分かった
「だからな?
新しいチームの登場を祝って……1発目、Blue skyを潰しにきましたー。」
Blue skyを……潰す?
昨日まで自分たちが所属していたチームを?
「……なんで、ここなんすか……?
昨日まであんなに……っ、」
「あぁ、"昨日まで"だ。
今はもう違ぇよ。」
とりあえず涼を何とかしなければ……
「じゃ、始めるとすっか。」
「涼……腹を括るんだ。」
「……え……、」
「俺たちはBlue skyなんだ。
あの人たちは……ここで倒す。」


