ぶらほわバタフライ



「俺はいいよ。
喧嘩とかしたことないし。」



「それなら涼が教えてくれるって!!
兄さんと一緒だったらもっと楽しいと思うんだ!!」



「……そこまで言うなら。」





こうして僕と兄さんはBlue skyに入った



話したことなかった涼と兄さんも打ち解けて、先輩たちが良くしてくれたお陰で、僕と兄さんは涼と同じ幹部にまで上り詰めた





「今日も悪いやつめっちゃ倒したな!!」



「僕の方が倒した数多かったけどね。」



「なっ、そんなことねぇし!!」



「まぁまぁ。
俺は2人とも強いと思うよ?」



「「そんなこといって兄さん(翔)の方が1人多かった!!」」



「え、そうだっけ?ごめんごめん。」





僕と涼が騒いで、それを兄さんがなだめる



それが……僕にとっての一番幸せな時間だった



少なくとも僕は



それなのに……



そうだったはずなのに……っ



その時間は、もう永遠に戻ることのない時間で














「どうしてなの……っ、兄さんっ!!」



「昴、ごめん。
もう俺は……ここにはいられない。」





僕と兄さんがBlue skyに入って1年ほど経ったある日、兄さんはBlue skyを去った



誰にも



僕にも何も言わずに