目の前にはこの前の大きなショッピングモール
この間と違って1人だから……余計に人が多いと感じる
マスクを鼻まで上げ、人の流れにのる
"REDMOONの姫だってバレないようにマスクしていってね〜。"と言った凜の言葉を参考に、今日の私は地味
これできっとバレないだろう……
「何を買おうかな?」
男の子にプレゼントしたことなんて一度もないから結構迷う……
洋服はサイズが分からないし、ピアスはREDMOONの付けてるしなぁ
とりあえず回ってみるか
やばい、そろそろ時間が……
色々なところを見てみたけど、ピンとくるのがなくて未だにに決まらずにいる
「どうしよう……。」
そうしてモールの奥まで来た時、1つのお店に目が止まった
モールなのにひっそりと佇むお店
私は、そこでプレゼントを買った
「ギリギリで買えて良かった……。」
今は3時
誕生日会は7時からだし、まだ時間はある
凜にも無事に買えたの連絡したし、会場の方手伝わなきゃ
そう思って急いでいた時、不意に腕を掴まれた
腕は路地から伸びていて、そのまま引き込まれた
「な、なにっ!?」
そこには2人組の男がいて
「何するのよ!私急いでるんだけど!」
「あんた、REDMOONの姫だろ?」
……っ、なんでこのひとたちがそれを……
「何のことよ!!
私はそんなの知らないわ!!」
でも、ここで肯定するわけにはいかない
「悪い、俺たちも頼まれてるんだ。」
頼まれた……?
「頼まれたって誰に……んんっ!?」
布で口と鼻を塞がれた
何か薬品が含まれているみたいで、猛烈な眠気に襲われた


