夢乃くんが提案することは大体私を困らせるものだって分かってる。でもまさかこれが罰だなんて……。
「ゆ、夢乃くん。これでいいんですか?」
私は制服を脱いで〝あるもの〟を着ていた。それは数分前の会話にさかのぼる。
――『じゃあ、罰として前にうちに着てきた部屋着に着替えてきて』
『え、な、なぜ……』
『瑠花が悪い子だから』
そう、私は何故か部屋着になっている。
それを見た夢乃くんは満足そうに「それそれ」と言って、どうやら機嫌が直ってきたようだ。
「ここに座って」
そう言って夢乃くんは自分の隣を指さす。
普段着てるものなのに夢乃くんに着てと言われるとなんだか照れくさくて恥ずかしい……。
「これってジャラートピケのでしょ?」
さすが夢乃くん、お詳しい。



