やっぱり右京さまを超える男なんていない。
すぐにニヤけた顔になりながら右京さまを放課後のデートに誘ってみる。
これは親密さをアップさせるためにプレイヤーが誘える項目がいくつかあってタイミングを間違えると一気にパロメーターが減る怖いやつ。
とくに〝家に誘う〟は最終段階で、まだ一度もそのボタンを押したことはない。
『デートか。実は俺も誘おうと思ってた』
いつも俺様な右京さまが顔を赤らめている。
可愛い、可愛すぎる……!
「えー、デートなら俺と行こうよ」
「ひぃぃぃ!」
こんな神出鬼没に登場してくる人物はひとりしかいない。
「……ゆ、夢乃くん」
心臓に悪すぎるからもう少し足音とかを出して近づいてきてほしい。



