イジワル男子の甘い声



「双葉ちゃーん!優作くーん!」


「双葉ちゃん、俺とお風呂一緒に」


「おいそこのハーフ、今度そんなこと言ったら出て行ってもらうぞ」


「うっ、パパさん厳しいっ!」


ほんっと賑やかだなぁ。
早くみんなの顔も見たい。


「はぁ…ほんとぶち壊す奴ら。騒がしい」


「ハハッ、いいじゃん。うちパパと2人だから、こう言う賑やかなの嬉しいよ!ほら、優、早くみんなのところに行こうっ!」



立ち上がって、みんなの待ってる一階に向かおうとした瞬間、


っ?!


気づけば、優に腕を掴まれていて、壁に背中を預ける状態になっていた。


階段の下では、まだわちゃわちゃとみんなが話してるのが聞こえる。



「俺だけバカみたいじゃん」


「えっ、?」


「もう少し、再会の喜びに浸ってよ」



っ?!




例の得意な甘い声で、私の耳元に吐息を混ぜてそう言ったかと思うと、




彼は、少しだけイジワルな笑みを浮かべて




「好きだよ、双葉」





なんて甘い声で吐いて私の顎のラインを指で優しくなぞると、




久しぶりに




イジワルで甘いキスをした。



















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